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「どーよ、璃昂ちゃん!俺の弟!!」
「どーよって…」

騒がしい…
騒々しい…

朝から慌しい…


ってか、この人ら学校は?!


「怜は料理だけがとりえだからな」
「一言多いっ!!!マツ先輩っっ」
「でも怜の料理はすっごくおいしいもんねっ♪」
「せ…筮っ、ハードル上げんな」

…あれ?

1人足りないじゃん。

「今日…信先輩は?」
「信は今学校だよ」
「え?じゃあ、みんなは?」
「俺らは怜のためにお休み中」
…は?


「もー…ほんっと意味分かんない」



「と…とりあえず、食えよ」
目の前に並ぶ手料理。

本当にプロ並み。


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