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そんな毎日を送ってしばらく経って、隣のクラスに転校生がやってきた。


それが、『江川璃昂』。

一目見て、分かった。
…この子はきっと、あたしの気持ちが分かる。
…そして桜子のターゲットになる。


あたしと同じ経験をする。



だから守ることにした。

あたしは璃昂を守りたかった。
1人でたまに切ない顔をする璃昂を。


寂しそうにする璃昂を…
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