私の彼氏【短・完】
あ。来た。

私達の順番が来た。


美友「美岬達。先に乗りな」

美「ありがと♪」

有騎と観覧車に乗った。



美「有騎」

有「何?」

美「今日、付き合って一年だから、プレゼント♪あげる」

有「ありがと」


美「有騎は?」

有「ごめん。用意してない」

そっか…。


プレゼントをくれなかったら別れる。
って賭けた。


美「有騎。別れよ?」

有「はっ!?何で?」

美「だって、付き合ってから一年間いろんな事があったよね。
でも、私の前だけ無口に無表情。
しかも、一度も名前呼ばれた事無いし、好きって言ってくれたことも無い。
プレゼントだってくれたこと無いし、2人きりでデートも下校の時だけ。
しかも数えられるぐらいだけ。
手だって繋いだことないし、キスも無い。
私は本気で有騎が好きなのに、有騎は最初から遊びだったの?」

私は一気に喋った。

有「俺は…」

アナウンス「ドアが開きます。ご注意下さい」

有騎が喋ろうとしたら、アナウンスが流れた。
いつの間にか下についていたみたい。





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