狼と兎



電車に乗ること30分…



「ついたあ♪」



さすがキレイな学校だなぁーなんて思いながら、受付を済ませ、クラス割りを見に生徒玄関前の掲示板へ.



「藍沢美沙…藍沢美沙…藍沢藍沢藍沢…うーん見えないなぁ」



153センチという、小さめの身長を恨みながらも、背伸びをして頑張ってみる.



そのとき…



「藍沢さんは、4組ですよ♪」



キレイな声がした.


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