Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
私は、慌てて階下へと降りる。


廊下には、うつ伏せに倒れている母がいた。




血溜まりが出来ている。


「お母さん! 大丈夫?」


揺さぶって見るが返事がない。

視界が涙でボヤける。

「お母さん! お願い返事して! お願いだから」


さっき見た夢は、只の悪夢ではなく、もしかしたら正夢だったのかもしれない。



< 10 / 159 >

この作品をシェア

pagetop