Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
「なんだ、誰が入ってきたのかと思ったが、彼氏さんのお出ましか」


手にもっている包丁は、赤い色をしている。


浩一は、唇を噛み締める。

そして、僅かな希望を乗せた言葉を再度、男の後ろに向かって投げかける。


「遥ぁ! 今助けてやるからな!」
< 111 / 159 >

この作品をシェア

pagetop