Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
「何か変なの。急に感じが変わったみたい」


何かを感じたのか、遥は不思議な顔を浩一に見せる。


何か言い訳をした方がいいかな?

そう彼が思った時、不意に近くの藪の中から声が風に乗って届いてきた。


「駄目だよぅ。人にみられちゃう」

藪の中で何をしているかは容易に想像がつく。

突然聞こえてきた声に、遥は顔を真っ赤にして俯いている。


< 122 / 159 >

この作品をシェア

pagetop