Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
「遥……」

彼女の肩に手を回す。


服の上からでも、彼女の体が熱くなっているのを感じる。

そうだ、確か僕達はこの時キスを重ねた。


この日を境に何度かこの公園で。



記憶をなぞるように唇を重ねる。


熱くなった彼女の唇を感じながら、記憶をたどる。


そして、浩一が一つの記憶にたどり着いた時、遥の肩越しにそれを見つけた。
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