Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
「最後に一つ聞いていいですか?」


涙の止まった遥は、立ったまま浩一に問い掛ける。

「あぁ」

浩一は、端的に答える。


口を開けば開くほど、思いを吐き出しそうだったからだ。








「なんで、こんな酷いやり方で私をフるアナタが涙を流しているんですか?」






「目にゴミが入っただけだよ」
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