Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
遥が去ってから、暫くして浩一もレストランをでた。



家までの遠い道のりを歩いて帰る。



この時間に来る前は、うだるような蒸し暑さだったのが、今はまだ肌寒い。




これで良かったのだと、改めて浩一は思う。


僕達は結ばれない運命だったんだと。


道を歩きながら、ポケットに入っていたタバコに火を付ける。



久しぶりに吸う気がする。
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