Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
これで運命は変わったのだろうか?



変わらないかも知れない。



浩一は、一番最初の事件を思いだす。



記憶の中の彼女はベッドに横たわっている。



もしあの時あの運命を受け入れていれば、いつか幸せになったのだろうか?


               、、
彼女が人を殺して自らの腹部を刺した運命を。




いやもうそんな事はどうでもいい。


駄目ならまた、死を持ってして運命を変えるだけだ。



月明かりが辺りを照らす中、浩一はタバコの煙をゆっくりと吐き出して家路についた。
< 156 / 159 >

この作品をシェア

pagetop