Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
「なぁに朝から騒々しいわね」

奥の台所から、母の声が聞こえてくる。

台所に向かう途中に居間を覗くと、父がイビキをかいて寝ている。 

そして、台所には母がいた。


「珍しいわね、日曜はいつも遅くまで寝てるのに」


いつもと変わらない言葉。

私は、自然と母に抱きついて泣いていた。



< 19 / 159 >

この作品をシェア

pagetop