Endless Nightmare             ~連続する悪夢L.ver~
足音を立てないように居間へと向かう。


扉を開くと、仰向けに眠る父の上に母が覆い被さっている。


そして血の後は、母の足元に繋がっていた。


父の口からは、血が流れ落ち、頬の辺りに赤い水たまりを作っている。

「ひっ! 何で!?」



叫び声を上げようとした私の口を、誰かが後ろから抑えつける。



「声を出すんじゃねぇ!」



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