真冬のひまわり




隣で左耳を押さえて悶絶しているヤツを置いて逃げ出すわけにもいかず


…いや熱烈に逃げ出したかったが…


一応私にも良心のかけらはある。







「…ぇーと、大丈夫?」






「………だめ…」











…困ったな。
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