二藍蝶
「あの顔に、あの声で
 待ってるって言われたら
 皆がみんな、逢いに
 行っちゃうと思うよ

 現に、この私も
 付いて行っちゃった
 訳だし・・・」

「完璧なまでに
 魅力的な人だった」

私の完璧という言葉で
茉優は何かを思い出した
ように微笑む。

「確かに、あれは
 完璧だわ
 ・・・・・・
 そう言えば、カイリ
 私とエッチした後
 驚いてたけどね
 まさか、抱いた相手が
 中学生だったなんて・・・
 あの驚いた顔
 今でも忘れられないわ

 あの時だけは
 目が点になって
 完璧なお顔が崩れてたっけ」
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