二藍蝶
寝室のベッドに横たわる
二人。

「ヨシノ、何考えてるの?」

「何でもないさ
 ヒイロ、俺の事好きか?」

「何、急に・・・」

貴方の瞳に私が映る・・・

「死ぬほど、好きよ」

変な時間に寝過ぎてしまった
私は、目が冴えて夜空を
見上げる。

その時、携帯電話の
着信音が鳴る。

「もしもし?」

「もしもし、アイ?」

「そうだよ、アイだよ
 カイリ、どうしたの?」

「お前に逢いたい
 
 迎えに行くよ 
 逢えない?」

「私も逢いたい」

あなたに逢いたい・・・

今すぐ逢いたい。
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