二藍蝶
見つめ合う瞳・・・

貴方は何て、美しい男(ひと)

女の私が嫉妬するほどに
美しい人・・・

シャツを脱ぎ捨てた
本当の貴方は、細い体に
ほどよく、筋肉が付いて
ベッドに付いた右腕に
青い線が浮かび上がる。

その腕に抱きしめられたい。

その胸に頬を寄せたいと願う

私を見下ろす、貴方の痺れる瞳

その瞳に見つめられた私の体
は、動く事ができず、強張り
貴方に服従するしかない。

でも、それを嫌だとは思わない
寧ろ、私の全てを貴方に

あなただけに捧げたい。

この身を捧げる・・・
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