二藍蝶
自分の意のままに操れる
幼いままの私にしか
貴女は、興味が無い。

茅野ママとの関係は決して
悪い事は無いけれど

どうしても
私は遠慮してしまう。

茅野ママの言いなりに
なってしまう。

私は時々、それが

息苦しくて堪らない・・・

正直、茅野ママに
合わせるのが辛い。

部屋に戻った私は、鍵をかけて
鏡の前、青色のワンピースを
着てみる。

ドキドキ・・・

ママのように、似合うかなぁ。
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