二藍蝶
隣に敷かれた、きれいな状態
のままの、水色の敷布団。
伸びる手が触れると
冷たくて、気持ちいい。
背中から、俺にしがみ付く
のは、藍の細い腕。
「カイリ、起きてる?」
「ああ、眠りから覚めたら
今度は、眠れない」
「そう・・・
カイリ
今夜はありがとう
私の我侭を聞いて
一緒に居てくれて」
振り返り、その腕に藍を
包み込む。
不安そうに俺を見つめる
藍。
「何が、そんなに
お前を不安にさせる?
昨日も、その前も
ずっと俺は
お前の傍にいた」
のままの、水色の敷布団。
伸びる手が触れると
冷たくて、気持ちいい。
背中から、俺にしがみ付く
のは、藍の細い腕。
「カイリ、起きてる?」
「ああ、眠りから覚めたら
今度は、眠れない」
「そう・・・
カイリ
今夜はありがとう
私の我侭を聞いて
一緒に居てくれて」
振り返り、その腕に藍を
包み込む。
不安そうに俺を見つめる
藍。
「何が、そんなに
お前を不安にさせる?
昨日も、その前も
ずっと俺は
お前の傍にいた」