二藍蝶
私は、鏡の前
制服を身に纏い、立つ。
長袖のブラウスに、ベスト。
クローゼットの奥に
仕舞われた、夏服の制服。
浬と過した時間は、まるで
夢のようだった。
私は、まだ醒めきらない
夢の途中に漂いながら
カイリ、貴方を想う・・・
「アイちゃん、もう行くの?
その制服
やっぱり、かわいいね」
「でしょう?」
「アイ、お弁当」
「ありがとう」
「ここから、学校までの距離
結構あるでしょう?
どう、迷わず行けそう?」
制服を身に纏い、立つ。
長袖のブラウスに、ベスト。
クローゼットの奥に
仕舞われた、夏服の制服。
浬と過した時間は、まるで
夢のようだった。
私は、まだ醒めきらない
夢の途中に漂いながら
カイリ、貴方を想う・・・
「アイちゃん、もう行くの?
その制服
やっぱり、かわいいね」
「でしょう?」
「アイ、お弁当」
「ありがとう」
「ここから、学校までの距離
結構あるでしょう?
どう、迷わず行けそう?」