二藍蝶
「いや、ここに居られなく
 させてしまったのは、俺だ
 
 だけど、お前の想いを聞いて
 あやふやに答えてはいけない
 と、そう思った

 お前の真剣な想いを冗談に
 したり、踏みにじったり
 しては、絶対にいけない
 
 だから、冷たいだろうが
 俺は真実の想いを答えた
 
 俺の答えを受けて、お前が
 ここを出て行った気持ちは
 分かる
 
 だけど、もう止めてくれ
 心臓が幾つ合っても
 足りない」

「ごめんなさい
 もう、しない・・・」

浬がいなくなって、私は
体調を崩し、何も
できなくなった。

そんな思いを、私は
皆にもさせてしまった。

自分の行動を、私は
深く反省した。
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