二藍蝶
「ヒロ、話したいことがあるの
お昼休みに、いつもの場所に
来て、私、待ってるから」
即答する、声。
「悪いけど行けない
貴女と話すことなんて
私には、何も無いわ」
「ヒロ・・・?」
「カイリに会いに行かないって
私には言ったくせに
会いに行ったでしょう?
私、知ってるんだから・・・
普通、友達の元彼に
誘われて、会いに行く?
行かないよね?
サワイさんって、何も
知らない顔して、案外
阿婆擦れなんだぁ
誘われれば、どんな男でも
会いに行くんじゃないの」
その言葉に腹が立つ、私。
「確かに、カイリに会いに
行った事は悪かったと
思ってる・・・」
お昼休みに、いつもの場所に
来て、私、待ってるから」
即答する、声。
「悪いけど行けない
貴女と話すことなんて
私には、何も無いわ」
「ヒロ・・・?」
「カイリに会いに行かないって
私には言ったくせに
会いに行ったでしょう?
私、知ってるんだから・・・
普通、友達の元彼に
誘われて、会いに行く?
行かないよね?
サワイさんって、何も
知らない顔して、案外
阿婆擦れなんだぁ
誘われれば、どんな男でも
会いに行くんじゃないの」
その言葉に腹が立つ、私。
「確かに、カイリに会いに
行った事は悪かったと
思ってる・・・」