二藍蝶
茉優の話では私が失踪していた
三ヶ月もの間、事務所側は
その事を伏せ、私は過労で
倒れていると、病気休養扱いに
してくれていたらしい。
その事を、社長が伝えると
相手側の対応はできる限り
私の病状の回復を待つと
いう事だったようで・・・
「その時、私は思ったの
今回の仕事は最初から
貴女が選ばれる事に
なっていたのだと・・・
知っていて、それでも
審査を受けたのは
モデルとしての
プライドからかなぁ」
そう言って、茉優は笑った。
結果、トップモデルとしての
道が開けたのは、茉優が
言うように私だった。
その結果に、戸惑う私に
茉優は、心からおめでとうの
言葉をくれた。
そして、今・・・22歳の私。
三ヶ月もの間、事務所側は
その事を伏せ、私は過労で
倒れていると、病気休養扱いに
してくれていたらしい。
その事を、社長が伝えると
相手側の対応はできる限り
私の病状の回復を待つと
いう事だったようで・・・
「その時、私は思ったの
今回の仕事は最初から
貴女が選ばれる事に
なっていたのだと・・・
知っていて、それでも
審査を受けたのは
モデルとしての
プライドからかなぁ」
そう言って、茉優は笑った。
結果、トップモデルとしての
道が開けたのは、茉優が
言うように私だった。
その結果に、戸惑う私に
茉優は、心からおめでとうの
言葉をくれた。
そして、今・・・22歳の私。