二藍蝶
どんな苦悩にも、試練にも耐え
その過程を、時に楽しみながら
一歩、一歩を踏みしめる。

そして、夢を勝ち取ることが
できた時、その喜びは
計り知れない。

震える鼓動は

二度と止まらない・・・

彼らに、夢が無いと言ってる
訳じゃない。

親の話を自分の事のように話す
勘違いな男が、私は嫌いなだけ

そして、もう一つ嫌いなのは
そんな彼らに甘えた声で
話しかけ、その腕に群がる女達

その姿に、虫唾(むしず)が
走る。

「ヒロ、私、限界
 帰っていい?」

「じゃあ、私も帰るよ」

そして、私達は

「明日仕事が早いので
 失礼します」

と言い残し
その場所を後にした。
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