二藍蝶
「今日の飲み会は
 失敗だったなぁ
 
 どこかにもっと、夢のある
 男はいないものかな?」

ため息をつく、茉優。

「本当だね
 
 あれ、そう言えばヒロ
 例の恋人は?」

「この間、別れた
 ナルシストは疲れる」

「そうなの?」

私達は、御飯を食べながら
最近の男は・・・なんて話を
しているうちに、結局
お店の閉店時間まで居座って
しまった。

「アイ、ごめん
 御手洗い行って来ていい?」

「うん、いいよ
 私、支払ってるね」

「うん、よろしく
 後で払うから」

私は、レジへと向かう。
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