二藍蝶
翌朝、カーテンの隙間から
眩い光が洩れる。
誰かがカーテンを閉める音
光は、遮られる。
眠る浬の頬にキスを
ひとつ落とした藍は
ドアに手をかけた。
音を立てないように
ゆっくりと開かれるドア。
「藍、仕事
もう、そんな時間?」
「うん
9時を周ったところ
朝ご飯、食べてね
じゃあ、行って来ます」
「藍、待って
仕事、何時に終わる?
迎えに行ってやる」
目を擦りながら起き上がる浬
「いいよ
昨日の今日だよ
カイリも仕事・・・
大変な時でしょう?」
眩い光が洩れる。
誰かがカーテンを閉める音
光は、遮られる。
眠る浬の頬にキスを
ひとつ落とした藍は
ドアに手をかけた。
音を立てないように
ゆっくりと開かれるドア。
「藍、仕事
もう、そんな時間?」
「うん
9時を周ったところ
朝ご飯、食べてね
じゃあ、行って来ます」
「藍、待って
仕事、何時に終わる?
迎えに行ってやる」
目を擦りながら起き上がる浬
「いいよ
昨日の今日だよ
カイリも仕事・・・
大変な時でしょう?」