二藍蝶
抉じ開けられたドア

事務所の窓ガラスは
壊され、ガラスが散乱。

「はい
 私達が事務所に着いた時
 奴らは、まだこの場所に
 居て・・・」

激怒した保達は、応戦したが
もう既にこの状態だった。
 
「その中心で指揮をしていた
 男が一人

 その男は、確かに灰塚組
 現組長・新居 朱鷺
 の右腕・・・」

新居 朱鷺(アライトキ)
の右腕・・・

「奥で経緯を話して
 聞かせてくれ」

保と話しながら、事務所内に
入る浬は、ひどい荒らされよう
に憤りを感じる。
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