二藍蝶
俺の人生

藍・・・お前に出会えて

最高だった。

もう、いつ死んでも
構わないさ。

思い残す事は無い・・・?

まさか、入江組総出で
責めてくるとは、思いも
寄らなかった抗争劇に
灰塚組は、たじたじ。

銃声も響き渡る・・・

銃は、飾り程度に
止めて置きたいのが心情。

誰も皆、人殺しには
なりたくない。

しかし幾ら飾りとは言え
撃たれれば撃ち返す。

誰も皆
自分が傷つくのは嫌だ

死ぬのは、怖い。

「撃つなら、ちゃんと狙えよ
 こうやってな」

足元を撃つ、弦。
 
「お前も、撃っちゃうよ
 いいの?」

遣らなきゃ遣られる・・・
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