みんな大好き恋愛小説!
赤
最近、3年生の先輩が1人行方不明になったらしい。
それが今サッカーをしてる竜次君じゃなくて良かったと思う私は、悪女なのかなぁ。
私は加藤結衣。サッカー部の熱血キャプテン、藤田竜次君に片思いしてます。
現に今、教室の窓から竜次君を見て・・・。
「あ、どこ蹴ってんだ!?」
ポーン
・・・え?
今まで竜次君が映っていた私の視界たっぷりにサッカーボールが・・・。
「いったぁ・・・!」
軽くバウンドしながら私の後ろを通るサッカーボール。
その後ありえない早さで竜次君が私のいる教室まで駆け上がってきた。
「加藤、もしかして当たった!?」
「え、うん、もろ顔面に・・・」
「マジごめん!!」
勢いよく謝る竜次君。
や、そんなそこまで謝ることは・・・。
「大丈夫大丈夫。それより、練習お疲れ」
私吹奏楽部だしね。
「ん?おお。そういえば加藤、いつもグラウンド窓から覗いてるよな。なんでだ?」
げっ、ばれてた!
「いやぁ、別に?なんとなくだよははは・・・」
う、我ながら苦しい言い訳。
「ふうん。あ、ボール当たったお詫びになんでも一つ言うこと聞くぜ!何がいい?」
なんでそうなるの!?
なんでもって・・・じゃあ・・・。
「今週の土曜日、一緒にどっか遊びに行かない?」
「へ?」
あー、何言ってんだろ。
こんなのダメに決まって「いいぜ!」
・・・マジで?
「俺も遊んでみたかったんだよな!じゃあ、土曜日な!」
と言って教室を出ていった竜次君。
約束、しちゃった・・・。
ん、あれ?
そういえば、なんで竜次君私が覗いてること知って・・・。
その理由を知ったのは、約束した土曜日になりましたとさ。
それが今サッカーをしてる竜次君じゃなくて良かったと思う私は、悪女なのかなぁ。
私は加藤結衣。サッカー部の熱血キャプテン、藤田竜次君に片思いしてます。
現に今、教室の窓から竜次君を見て・・・。
「あ、どこ蹴ってんだ!?」
ポーン
・・・え?
今まで竜次君が映っていた私の視界たっぷりにサッカーボールが・・・。
「いったぁ・・・!」
軽くバウンドしながら私の後ろを通るサッカーボール。
その後ありえない早さで竜次君が私のいる教室まで駆け上がってきた。
「加藤、もしかして当たった!?」
「え、うん、もろ顔面に・・・」
「マジごめん!!」
勢いよく謝る竜次君。
や、そんなそこまで謝ることは・・・。
「大丈夫大丈夫。それより、練習お疲れ」
私吹奏楽部だしね。
「ん?おお。そういえば加藤、いつもグラウンド窓から覗いてるよな。なんでだ?」
げっ、ばれてた!
「いやぁ、別に?なんとなくだよははは・・・」
う、我ながら苦しい言い訳。
「ふうん。あ、ボール当たったお詫びになんでも一つ言うこと聞くぜ!何がいい?」
なんでそうなるの!?
なんでもって・・・じゃあ・・・。
「今週の土曜日、一緒にどっか遊びに行かない?」
「へ?」
あー、何言ってんだろ。
こんなのダメに決まって「いいぜ!」
・・・マジで?
「俺も遊んでみたかったんだよな!じゃあ、土曜日な!」
と言って教室を出ていった竜次君。
約束、しちゃった・・・。
ん、あれ?
そういえば、なんで竜次君私が覗いてること知って・・・。
その理由を知ったのは、約束した土曜日になりましたとさ。