見上げれば・・・Blue sky
弘毅がこっちを見て微笑む。




俺も負けじとバカをする。



華子が「何イチャついてんの~」


とニヤニヤしながら言う。


「は・・・?え?何がっ」


「うはぁ~照れてヤンの~ww」


「な!!?おい華子ーーー!」


「キャー逃げろー!」


ハァ・・・ハァ・・・。



森の中でこんな走ったの初めてだっつーの。


「おい・・・。華子・・・。みんなの所戻ろ・・・?」


「ハァ・・・おう・・・塚・・・ハァ・・・どこ・・・」



「・・・・・」


「アー・・・迷子・・・」

「でもここ通るから待ってればよくね?」


「そだな!」


しばらくすると班のみんなの声が聞こえた。


俺と華子は顔を合わせる。


「「よかった~~・・・」」


「アーッ!居たー!」

「ごめんごめん・・・迷子になってた。」


「おら、行くぞ」


男子が言う。


「「ハーイ」」


迷惑掛けてさーっせんッ!


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