見上げれば・・・Blue sky
夏見が俺の方を見る。
(え・・・あの・・・)
目のやり場がなくて目を泳がせる。
まだ俺の方を見たままの夏見が言う。
「弘毅くんを諦めるために、告る。」
暗かった筈の大部屋なのに、
しっかりと俺の目に映る夏見の顔。
迷いのない夏見の目はまっすぐで、綺麗で、真剣だった。
なんでお前は・・・・
そんなに単純なんだ。
でも彼女は、単純だからって軽い奴じゃない。
単純だからこそ素直で、優しい。
どうして夏見はそんなに素直なの?
あなたの素直さが欲しい。
ちょっとでも、素直になれたら・・・・
みんなにも、本人にも、
「弘毅が好きだ」
って事が伝えられたのかもしれない。
でも俺は素直じゃない。
だからいつまでも・・・
弱いんだ。
(え・・・あの・・・)
目のやり場がなくて目を泳がせる。
まだ俺の方を見たままの夏見が言う。
「弘毅くんを諦めるために、告る。」
暗かった筈の大部屋なのに、
しっかりと俺の目に映る夏見の顔。
迷いのない夏見の目はまっすぐで、綺麗で、真剣だった。
なんでお前は・・・・
そんなに単純なんだ。
でも彼女は、単純だからって軽い奴じゃない。
単純だからこそ素直で、優しい。
どうして夏見はそんなに素直なの?
あなたの素直さが欲しい。
ちょっとでも、素直になれたら・・・・
みんなにも、本人にも、
「弘毅が好きだ」
って事が伝えられたのかもしれない。
でも俺は素直じゃない。
だからいつまでも・・・
弱いんだ。