雪空

私は頭が悪いから
私立の高校に行く事にした。

その学校は校則も緩く
不真面目な
私にはぴったりな学校。


駅は
予想通り人がほとんどいない…
もぅ行ったのかな?

入学初日に遅刻はやだな…誰かこないかな…

なんて考えてたら

金髪でいかにも
チャラそうなのが歩いてきた…

『1人?』

こーゆー奴苦手ー
しかも同じ学校…

『…』
しかとした

『1人?俺はしゅう!よろしくね☆そっちわ?』

名前なんて聞いてないのに…

『亜沙子…』

『1年?』
『うん。あんたわ?』

『しゅうでいいよー!
俺?1年!亜沙子ちゃんわぁ』

『亜沙子でいいし。あっこも1年。』
『一緒ぢゃん!つか俺もあっこって呼ぶね!』

『うん。』

『一緒に学校行こう!』

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