はつ恋


「よっしゃ♪゛
 じゃあ俺これだけ持つから
 奈実はこれだけ持てよ!」


「はぁーいッッ!
 ・・・・・・・ねぇ」


「ん??何だよ?」


「ぁ・・・ぁりがとね?」


自分でもビックリした
気づいたらお礼を言ってたから・・・

「なんだよそれ!
 俺も頼んだんだからおあいこだろ?」


そう言って私のおでこを
ツンッッと突っついた。


「そ・・・そうだよね!」


なんか・・・私おかしくなっちゃったかな??
なーんてねッッ
 

「ほら!!さっさと行くぞ!
 時間ねぇーんだから」

「う・・・うん!」


そう言って私たちは職員室のロッカーに
ノートを持っていった。



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