はつ恋


「今日の日直は……
奈実かぁ!!
おい!このノートロッカーに
持って行けよ!」


「えッッ!?ぁ…はい。」

かなりビックリしたように
答えた奈実
どーせ先生の話聞いてなかったんだろうな。

ん?待てよ??
これって何気にチャンスじゃん!!

奈実のことを手伝ったら
2人きりじゃんか!!

よっしゃぁーーーー!!!


なーんて心の中でガッツポーズをする俺。

「よしッッじゃあこれで
朝のHR終わるぞ!」


「きりーつ!礼、」
『ありがとうございました』


かなりウキウキしながら
奈実に声をかける

「日直さん~大変ですね~」

って!!
こういうはずじゃなかったのにーー!!
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