Everlastingly Love





アリアの18歳の誕生日。





城にはアリアのために様々なプレゼントが届いた。




改めてこんなに多くの人々から愛されるアリアをすごいとジェイドは感じていた。





食べ切れない程の料理が用意されており城中が、いや国中がアリアの誕生日を祝った。





国民にはアリアが意識不明だと発表はしていないが双子の王子が生まれた事は発表した。

アリアの事は産後の肥立ちが悪く、しばらくの間は安静にする必要があるとだけ発表してある。




ありのままを発表すれば国中が混乱してしまうからだ。




アリアの枕元に腰かけ、そっと頬に触れた時に違和感を感じた。




アリアの頬から体温があまり伝わってこないのだ。



意識を失っていてもアリアの頬はほんのりと色付いているのに、今は真っ白だ。





「アリア………?」





ジェイドはアリアに顔を近付けた。







「…………!!アリア!おい!しっかりしろ!アリア!!!」





アリアの呼吸が止まっていた…………




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