Everlastingly Love





ジェイドと我が子のためにアリアは毎日毎日努力をした結果。






すっかり回復していた。




食事もちゃんと取れるし、歩く事も走る事も出来る。




出産前と変わらない程に回復したのだ。





ジェイドは日に日に回復していくアリアに泣き言も言わずによく頑張っているなと褒めた。





アリアはそれを当然だと言う。これまで迷惑をかけた人達のために頑張るのは当然だと。




「とても不謹慎な事なのですが………」

「何だ?」

「私、あの子達を産んですぐに意識をなくしたのでしょう?その後は意識不明の寝たきりで、目覚めてからは食事を取る事すら、難しくて……歩けるようになるように頑張っていたら、産後のダイエットが必要なくなったのですよ。双子でものすごくお腹が大きくなっていて、元通りになるのか不安だったのです。とても不謹慎ですが体型がこんなに元通りになるとは思わなくて……」

「まぁ俺も含め大勢の人間が心配していたから確かに不謹慎かもしれないが……。よかったな?」

「はい。ご心配をおかけした分、頑張ります!」

「程ほどにな」





あの事件がきっかけで夫婦のたわいのない会話が出来る事がこんなに幸せな事だったとは二人共思わなかった。




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