Everlastingly Love
アリアと子供達の避難はなくなった。
アリアがジェイドの側に居たいと言い、それをジェイドが受け入れた。
愛する者達を守る為にジェイドは調査を進めていくと、ある重要な事が分かった。
それを報告する為に直ぐさまカイルとクロウドを呼んだ。
「急に呼び出してすまないな」
「構わんさ」
「はい。滅相もございません」
「お前達を呼び出したのは事件について重要な事を掴んだからだ」
「聞かせてくれ」
「ああ。どうやら暗殺者集団はあまり統率されていない集まりようだ。警備の薄かった所で人が襲われたが、これまでは殺害されていたが、この者は助かった。すぐに騎士が駆け付けた事もあるが、その被害者によると暗殺者集団は5人。うち一人と仲間割れをしてその一人を残りの4人が攻撃をした所に騎士が現れ攻撃も殺人も中断。攻撃された者は怪我を負ったが隙をついて逃げ出し、残りも逃げた。そしてここからが重要だ。暗くて分かりにくかったらしいが犯人は皆、黒に近い赤い髪をしていたらしい。黒に近い赤髪を持つ者は西の国だ。西の国について重点的に調べてくれ。勿論、俺も引き続き調査をする」
「西ねぇ。予想外だな。西と南は平和な国が多いのにな」
「同意見です。私も引き続き調査をします」
「俺も配備には気をつける」