Everlastingly Love





「……アルバルト様。私はあなたの妻にはなれません」

「まだ言うか……女は黙って男に従っていればいい」

「…………!!」

「黙って従ってさえいれば可愛がってやるんだ。おとなしく言う事を聞いていろ」

「………女性を一体、何だとお思いですか?」

「所詮女など男の言いなりだ。お前の様に身分ある女は戦の道具でしかない」

「女性は道具などではないわ!皆、自分の意思があって生きているのです!」

「意思だと?そんなものはどうだっていい。力のないものは力のあるものに従っていればいい!!女であるお前に一体何が出来る?!力なきお前に!」

「あなたのおっしゃる通り私は非力です。けれど生きているのです。心が!意思があるのです。時には傷付き苦しむ事もあるのです。女性は男性の道具ではないのですよ。それだけはご理解下さいませ」

「戯れ事を………」







アリアの顎に手をやり乱暴に自身の方へ向けた。








「お離し下さい!!私に触れないで!」

「触れるなだと?可笑しな事を………お前を生かすも殺すのも俺次第。お前をものにするのは簡単な事だ」

「…………!?」







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