Everlastingly Love





ジェイドはカイル、クロウドも共に付けなかった。






書状を届けに来た騎士によって受け取り中を見た。







アリアを我が物にすると、返して欲しければ一人で来いと……




ジェイドは分かっていた。
書状に目を通した時、アリアを返す気などないと。そして自分を殺そうとしているのだろうと。
だが一人で来た事に全く後悔していなかった。








俺一人の命で済むなら安いものだ。
命と引き換えにしてもアリアを助けだそう。
自分の血を受け継いだ子供達に危害が及ばないようにしないとな。それはカイルやクロウドが何とかしてくれるだろう。………子供にとっては父親より母親が必要だ。






俺は幸せだった。アリアと過ごせた日々は死んだって忘れるものか。

安らぎを与えてくれた。
二人も息子を産んでくれた。

何よりも…………









アリア。お前の笑顔が、たまらなく好きだった。
愛しかった。

あの日、死を覚悟していた時にお前と出会った。


生きる為、立場上、非道な行為をしてきた俺の前に現れた時、本当に天使だと思ったんだ………





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