Everlastingly Love
ジェイドはアリアを抱き上げて自身の私室へ連れて行った。
アリアをベッドにそっと降ろすと覆い被さった。
「ジェイド様……?」
「アリア、お前は俺のものだ」
深い口づけをしながらアリアの肌に触れる。
袖のないウェディングドレスなので脱がしやすい。背中のファスナーを下ろすと見た目からは想像も出来ない程、豊満な膨らみが目に入った。
「美しい……」
触れてみると手に吸い付く柔らかさと弾力がある。口づけて愛のしるしを残した。
ドレスに手をかけて、全て脱がそうとすると、扉が激しく叩かれた。
「ジェイド!おいジェイド!」
こんな事をする馬鹿は一人しかいない。無視しようとも思ったが………
「いい年して盛ってんなよ!」
こんな風に扉の前で言われては続けようなどとは思えない。
アリアにそっとシーツをかけて、扉を開けた。
「何の用だ!!!」
「やっと出て来た。お前の気持ちは分からんでもないがアリア様は疲れてるだろ。腹も減ってるだろうし、先に食事だ」
「……………。」
確かにカイルの言う通りだ。
侍女を呼ぶように命じた。