Everlastingly Love
クロウド・ネイセン
若干23歳でジェイドの腹心の騎士に昇格。
騎士としての高い誇りを持ち、忠誠心が強い。
アリアがフローランを出た頃、アリアの素晴らしい人間性に騎士達が剣をかかげて忠誠を誓った時の一番初めに剣をかかげた騎士だ。
戦争の為、ジェイドからアリアの護衛を任されてからアリアが作る穏やかな雰囲気が心地好く騎士という職業柄、張り詰めたギスギスとした感じが無くなって来ていた。
元々無口な性格で感情を表に出さずに何を考えているのか分からないが与えられた職務を必ずこなす有能な男だからこそジェイドが買っているのだ。
アリアは誰でも平等に接する。それが重臣であろうと騎士であろうと同じ事。
クロウドはアリアの側にいる時が唯一心が安らぐ瞬間だった。
王妃様は必ず守ってみせる。誰にも手出しさせるものか。
彼は新たな主であるアリアに対して忠誠心以上の感情を持ちながら接している事に自身はまだ気付かずにいた。