仲間
「え、ちょっと待って、待って!」
慎吾とタカが担任に駆け寄る
「面倒臭ぇな」
雄司がトボトボ列に並ぶ
「起きれっかなぁ」
アキラは不安そうに列へと向かった
「ま、仕方ねぇか」
諦めモードのテルに対して慎吾とタカは必死だった
「ねぇ、それは…本気!?」
担任にせがむ2人
「本気!もう大・大・大本気!!」
「勘弁して下さいよ〜」
「無理難題!それ無理難題ですからご勘弁を!!」
「ダメ〜!」
「だって朝起きて勉強するなんてそんな殺生なー!!」
「バカ!みんなそうしてんの!勉強してんだよ朝から!それが学生だろ!!」
「あっ…そうなの…」
「そうなの!とにかく今日から授業に出なきゃ修学旅行はナシだかんな!」
「それ、決定!?」
「決定!!」
うなだれる2人