仲間

「え、ちょっと待って、待って!」

慎吾とタカが担任に駆け寄る

「面倒臭ぇな」

雄司がトボトボ列に並ぶ

「起きれっかなぁ」

アキラは不安そうに列へと向かった

「ま、仕方ねぇか」

諦めモードのテルに対して慎吾とタカは必死だった


「ねぇ、それは…本気!?」

担任にせがむ2人

「本気!もう大・大・大本気!!」

「勘弁して下さいよ〜」

「無理難題!それ無理難題ですからご勘弁を!!」

「ダメ〜!」

「だって朝起きて勉強するなんてそんな殺生なー!!」

「バカ!みんなそうしてんの!勉強してんだよ朝から!それが学生だろ!!」

「あっ…そうなの…」

「そうなの!とにかく今日から授業に出なきゃ修学旅行はナシだかんな!」

「それ、決定!?」

「決定!!」

うなだれる2人
< 10 / 26 >

この作品をシェア

pagetop