オサナナジミ


バン…

あっという間に押し倒される私。
完全にヤバい。

「どいて。」

「無理。」

いくらどかそうとしても
ビクともしない…

いやだ…怖い…

「…っや、やだ」

助けて、助けて…拓馬。
一筋の涙が頬をつたった。

“バンッ”

「っえ?」
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