天国の武に告ぐ
「毎日がこうだといいな、毎日あこがれの武さんと話せてそれで毎日少しづつ彼のことを知っていく」ぼんやりと写真を眺めながら真美はそう思った・・・・・・・・・

                いい恋愛がしたいな

と、いうよりは美紀は居場所が家に無かったから居場所がほしかった・・・・・一人で家に帰るとき苦痛だった毎日が。また喧嘩してるのかな親が・・・そう考えるといやだった。せめて巴といるとき武さんといるとき救われた。美紀の両親とも気性が激しい人だったから美紀が何を悩んでいても聞いてくれる両親じゃなかったしいつも疎外感が家の中でもあった。母親は親らしいことはしてくれるけど厳格でいつも美紀に対してつらくあたった、父親への鬱憤を時折美紀に当たることで晴らしていた・・・・・・・・・



美紀にとって武さんが心のよりどころだった・・・・


「また明日はなせるかな?」「明日はどんな話しよう」家に帰ると空想へきもある美紀はよく武さんのことを想像していた。  さ  び  し  い

ぼそりと美紀はつぶやいた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・家にいても居場所が無かった。









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