約束した、あの場所で…。
「そう言えばさ…もう少しで、夏休みじゃん?」


そうだ…もう少しで、夏休みなんだった。

私は、早速…京君にメールを送ってみた。

【もうすぐで、夏休みだね(*´ω`*)日本には、帰って来れるの?】


送信っ!!…と。


「なぁに?メール送ったん?」

「夏休みくらいは、帰って来て欲しいわよね?」


多香子と優子が、それぞれ口にする。

【ヴーヴーヴーヴーー…】
しばらくして受信メールが届いた、学校では、マナーモードにしている。


【わりぃ……無理みたい】



私は、ショックで机の上にヘタリ込んだ。「あぁぁぁ…無理なんだぁ」
< 23 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop