約束した、あの場所で…。
私達は、手を繋いで向かった先は…2人だけの秘密の場所。
大きな桜の木があるの。
此処は、私達の大事な場所…。
芝生にゴロンと横になり、仰向けになると広くて大きな青空一面が、私達の視界に飛び込む。
ゆっくり…と静かに流れるように動く雲達。
暖かい風が頬を撫でるように、すり抜けていく。
そして桜の花びらが、フワリ、フワリ…と宙を舞う。
「綺麗だね…」
「うん」
まるで別世界に迷い込んだみたいに、時間なんて、すっかり忘れてしまうんだ。
言葉なんて要らない、私の隣には大好きな京君が居る…もう、それだけで充分なんだよ。
ー京君ー
私は黙って、京君の横顔を見つめた。
長い睫毛に、茶色の髪…綺麗な顔。
私ね、今…凄く、幸せだよ。
大きな桜の木があるの。
此処は、私達の大事な場所…。
芝生にゴロンと横になり、仰向けになると広くて大きな青空一面が、私達の視界に飛び込む。
ゆっくり…と静かに流れるように動く雲達。
暖かい風が頬を撫でるように、すり抜けていく。
そして桜の花びらが、フワリ、フワリ…と宙を舞う。
「綺麗だね…」
「うん」
まるで別世界に迷い込んだみたいに、時間なんて、すっかり忘れてしまうんだ。
言葉なんて要らない、私の隣には大好きな京君が居る…もう、それだけで充分なんだよ。
ー京君ー
私は黙って、京君の横顔を見つめた。
長い睫毛に、茶色の髪…綺麗な顔。
私ね、今…凄く、幸せだよ。