年下の君に恋をして
「私、ちょっと買い物して来るね」

おかゆを食べ終え、洗い物を済ませた私は、翔の着替えを買いに行く事にした。

翔にシャワーを浴びさせて、着替えさせてあげたいけど、家に翔が着られる服も、まして下着はないから。

「翔のTシャツはLサイズでいいの?」

「ああ、悪いね」

「いいのよ。それと…」

「ん?」

「えっと…」

「ああ、パンツだろ?」

「う、うん」

「Mサイズ」

「Lじゃないの?」

「Lじゃ、でか過ぎ。絶対にMでよろしく」

「分かった」

「どんなのがいいかは、知ってるよな?」

「え? うん」

見たからね。


私はGパンに履き替え、愛車の赤いフィットに乗って、近くのショッピングモールへ行った。
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