年下の君に恋をして
「子供の遊びに付き合う暇はないから!」

私はムカッとして、思わず怒鳴っていた。

「人が真剣に告ってんだからさ、返事してくんない?」

「返事は『ごめんなさい』よ。そこを通してちょうだい!」

「どうする、トシヤ。諦めるか?」

「イヤだ。このお姉さんと遊びたい」

「だそうだから、俺達に付き合ってよ」

「何言ってるのよ? もう夜中なんだから、あなた達も家に帰りなさい」

「先公みたいな事言ってんじゃねえよ!」

金髪の子が私の腕をガシッと掴んだ。

「放しなさい。でないと、大声出すわよ」

「なんだと…」

「オサム、やめとけよ」
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