キミのとなりで
あの公園は、夜中は不良であふれていた。
前から、夜はちかずくなとみんなが言っていたのに。
私は、そんな事も忘れているほどだった。
案の定不良が、私に絡んできた。
「ねぇ、君暇かなぁ?俺らと、楽しいことしない?」
「嫌。近づかないで。汚い手で触らないで。」
私は、言ってから後悔した。
もう、その時には遅かったけど。
「おい、てめぇ。そんな口聞いていいと思ってんのか?こら」
「・・・」
「黙ってんじゃねーよ。」
私は、必死に平常心を保とうとしたけどやっぱり無理だった。