空と海の真ん中で
「兄貴に、会いたいんだよな?」

そんな彼の言葉に私は小さく頷く
すると彼は
私の手を取って何処かへと歩みを進めた、





やっと逢える
伝えられる
この気持ちを・・・

彼と歩いている間
私はずっとそのことばかり考えていた。
三十分ほど歩いて彼は・・・
太陽君はある場所で歩みを止めた

< 10 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop